2日目
おはよー
上高地キャンプ2日目のはじまりです。
たっぷり睡眠をとって6時前に起床、朝のコーヒーをドリップします。
本日のイベントは、「山登り(体験)」です。
我が家的には、山は眺めるもの と思い込んでおりましたが、キャンプ始めた時から、秋の紅葉に染まる涸沢カールの景色は一度見てみたいなあ、と常々思っておりました。
でもそれには徐々に山の知識も体力もつけていかなければなりません。それ以前に、自身の山登りへの適性を見極めねばなりませぬ。
ということで、本来、キャンプ場から明神を通過して徳沢へと向かうルートがメジャーですが、より登山を体験出来るコースである明神から分岐し 徳本峠(とくごうとうげ)へ向かうルートにチャレンジする事にしました
■今回のコース
小梨平キャンプ場(1520m)〜明神(1540m)〜徳本峠小屋(2140m)
【距離】往路6km/復路6km 計12km
【標高差】620m
【コースタイム】往路3時間/復路2.5時間 往復5.5時間
今日は昨日より雲が多いです。
峠の景色はどうかな〜?朝食にツナサンドを食べて 朝9時にキャンプ場を出発!!
キャンプ場から整備させた散策路を歩くこと1時間。明神館に着きました。トイレ休憩をして先に進みます。
明神館をちょっと過ぎたところに、徳沢・横尾方面と徳本峠の分岐があります。今回は右へルートをとります。
道も先ほどの散策路よりもワイルドになってきました。途中、沢をまたぐ橋があったりと、様々に変わる景色に歩いていて飽きません。
30分程歩くと おっ、山登りらしくなってきましたよ。こんな道もありました。大丈夫か??
それでも、ルートを示すリボンが要所についているので道に迷う事はありません。
ハシゴやロープを使って上がる場所や、途中2カ所ほど沢を渡る岩場など、アスレチックのように楽しめます。
それでも、やっぱり、スニーカーではなく、登山用の靴を準備すべきですね。
明神から2時間程歩き続けます。
最後の30分は足がパンパンになってきました。日頃、パソコンのマウスより重いものを持たない私には辛い辛いッ
自分で励ましながら、いよいよ〜
徳本峠の小屋に到着です!!
本当に嬉しかった〜 やったど〜 って感じです。
よく頑張った!
頑張って登ってきたのでお腹もぺこぺこ、お楽しみの山ランチです。お湯を沸かし、山ラーメン と えびピラフ を食べます。これがやってみたかった!
みなさん、山でのごはんは格別だとおっしゃいますが、充実感の中で食べるごはんは本当においしかったです。
コーヒーも湧かして景色を眺めながら一息入れます。
残念ながら穂高連峰は雲がかり、期待する景色は望めませんでしたが(※よって写真無し)、それでも今まで下から見ていた山を、ほぼ同じ目線で見る山はまた感激です。
汗で体が冷えてきたので1時間弱の休憩をして下山開始です。
帰りは登りと同じ道を下っていきます。私はいわゆる下山家らしく、下山の方がラクチンでペースも良かったです。自称登山家なアーヤは下山のほうがシンドイみたい。トレッキングポールが欲しい欲しいと言っていました。
帰りは1時間半ほどで明神館に到着します。
ご褒美のアイスクリーム。
これまたコンビニで買って食べるのとは違って うまし。
キャンプ場に戻る前に明神橋を渡り、明神池へ足を延ばします。
峠から正面に見ていた明神岳がどーんとお出迎え!
明神池は有料だったのでスルーし、隣接の
「嘉門次小屋」 で岩魚とビールを頂きます。 疲れた体に塩分補給。頭からしっぽまでペロリ。
一時間程かけてキャンプ場に戻り、場内の浴場で汗を流します。
この右にみえる受付棟に続く平屋の部分が浴場です。奇麗で快適快適。疲れがふっとびます。
サイトに戻って夕飯の支度をし、寛ぎます。
(今夜のレシピ)※写真無し
■ご飯を炊いて、レトルトカレー
■千切り大根とホタテ缶詰のマヨネーズ和え
■インスタントのオニオンスープ
食後、心地よい疲れの中、最後の夜なので焚き火とホットワインを楽しみました。
キャンプ場は9時就寝なので早々にテントに潜り込みました。
コットに横になりながら今日のお山登りを回想します。
通りすがりの挨拶、優しい木漏れ日 空雲の動き・天気の動向 沢の潤い 渓流の涼しさ 道中のお水の美味しさ 太ももの筋肉が笑う感覚 自問自答 伏し目がちな目線 空を見上げた時の晴れ晴れしさ 登頂の達成感 疲れた体を癒すお風呂 、、、下山後のアイスクリーム 、、、ご褒美のビール、ビール、ビール
今回のルートが予想より、山登りのハイライトを詰め込んだ感じで、距離的にも標高的にも十分の達成感を得れた初登山でしたので
山登りの楽しみをたくさん見つけれた気がします。山に萌えた一日でした!
最終日へつづく
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